まろやかでしっかり「サンガエターノ」

Due Palme社のサンガエターノは、プーリア州でおなじみのプリミティーヴォのブドウから造られるワインですが、「Primitovo di Manduria DOC」の文字からもわかるように、DOCワインとなっています。

DOCワインは「統制原産地呼称ワイン」のことで、ぶどうの品種、栽培地、収穫量、醸造方法、アルコール度数など細かい規定があり、それをクリアしているワイン、簡単に言うと「イタリアの特定の地域で、その土地のルールに従って造られた保証付きワイン」になります。

※DOCよりもさらに検査や規定が厳しいDOCG(保証付き統制原産地呼称)もあります

DOCやDOCGのワインを見かけたら、その土地やそのブドウについて少し追いかけると、さまざまな発見があって興味深いですよ。

サンガエターノの色調は深いルビー・レッド、香りはエレガント、バニラやココア、スパイスのニュアンスがあります。アメリカンオーク樽で6か月の熟成の後、瓶内熟成を経て完成。
口当たりはしっかりしたタンニンを感じつつも、とても滑らかです。

アルコール度数も14%と少し高めですので、濃厚なワインがお好みの方にお勧めです。美味しいですよ!!

4月のおすすめワイン

4月のワインはSANGAETANOサンガエターノです。丁寧に収穫されたプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアのブドウから作られているこの赤ワインの特徴は、ずばり「旨味」。オーク樽でじっくり丁寧に熟成されており、美しいルビー色、チェリーやプラムの香り、そしてパワフル・濃厚な中に繊細なタンニンの味わいと、五感を楽しませてくれるワインです。アルコールはやや高めですが、それを感じさせないコクと旨味がありますよ!

プリミティーヴォというブドウは、カリフォルニアのワインによく使われているジンファンデルと同じ種と言われていますので、カリフォルニアの赤ワインがお好きな方にも、おすすめのワインです。

ギフトにもよく使われます。

肉料理全般にぴったりのワインですが、甘いチョコレートに合わせても。

4月から新生活を送られている方もいらっしゃるかと思います。桜の季節が終わり、暑くなるまでの短い時期ですが、元気にお過ごしください。そして、バタバタする中で少し時間があれば、おうちでワインでもいかがでしょうか。