レッチェの街並み

2024年4月に行ったプーリア州の滞在メモです。

プーリア州レッチェでは旧市街のホテルに宿泊しました。レッチェの旧市街は、16世紀~18世紀にかけて建てられたバロック建築の街になっています。「レッチェ石(Pietra leccese)」と呼ばれる石灰岩で造られた建物の街並みは本当に素敵で、教会などの建物にはとても繊細で美しい彫刻が施されています。

美味しい食べ物、美味しいワインでも有名なプーリアですが、出会った人に「食べてみてね!」と言われたのが、「ルスティコ(Rustico)」と「パスティチョット(Pasticciotto)」。ホテルの朝食で発見しました!

「ルスティコ(Rustico)」は、中にチーズソース(クリームソース?)と刻んだ生ハムやトマトなどが入った、例えるならキッシュのようなパイです。めちゃくちゃ美味しい!

そして「パスティチョット(Pasticciotto)」はクッキー生地の中に少し固めのカスタードクリームが入ったドルチェです。こちらも甘いけどとっても美味しかったです!

街にはお土産物屋さんもたくさんあります。

プーリア州ターラント県が陶器で有名なようで、ザ・イタリアという色彩の美しい陶器がたくさん並んでいました。カラフルな器で料理も美味しく見えそうですね!

また変わった形のマグネットは、「プーモ(プーミ)」という、幸運をもたらすという、薔薇の蕾を模したものだそうです。こちらはマグネットですが、抱えるほどの大きいものや手のひらサイズなど、色も大きさもたくさん種類があり、新築祝いや開店祝いにプレゼントするといいそうです。日本でいうところの、招き猫、シーサー、信楽のたぬきといったところでしょうか・笑。

当店で取扱いの、Cantine Due Palmeのワインをはじめ、ワインの種類も豊富です。

イタリアはミラノやローマ、フィレンチェにヴェネチアなど、見どころが多く、日本ではあまり情報がなかったレッチェの街ですが、行ってみると本当に素敵な場所で、おすすめです!

プーリア州の世界遺産 アルベロベッロ

2024年4月にイタリアを訪れたときの滞在メモです。

プーリア州には世界遺産が4つあるそうですが、一番有名なのが、「トゥルッロ」と呼ばれるとんがり屋根の白い家が建ち並ぶアルベロベッロではないでしょうか。

せっかくプーリア州に来たのだから、と、滞在していたレッチェからアルベロベッロに行こうと計画し、ホテルのフロントの女性(ミラノ出身)にも手伝ってもらい、Google Mapも使って調べたところ、電車2回、バス1回の乗り継ぎ…11:20レッチェ発、13:46アルベロベッロ着が一番早いとのこと。

早速レッチェ駅に行き、切符売り場でチケットを買おうとしたところ、駅の人2人に(この方法は)「やめておけ」と言われました。乗り継ぐ電車が時間通りとは限らないそうです。確実なのは、レッチェからバーリまで電車で行って(1時間45分)、そこからバスに乗る方法。駅員さんを信じて、おすすめの方法で行くことにしました。

車窓からはずっとオリーブの木が見えました。

バーリ駅でバスに乗り継ぎ。遠い遠いアルベロベッロ。ようやく着いたのは15時過ぎで、約3時間ほどかかりました。

プーリアの美味しいワインにも関係しますが、プーリア州は石灰岩の土壌で、トゥルッロは石灰岩の切石を用いて建築されたそうです。今でも住居として使われているものもあり、宿泊できるホテルになっているトゥルッロもあるそうです!1時間ほど滞在して、また3時間かけてレッチェに戻りました。レッチェに着いたのは、夜8時。長旅でした!

マガリア・ロッソ、マガリア・シャルドネ

【マガリア・ロッソ】

シチリアを代表する黒ブドウ、ネロ・ダーヴォラとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドワイン。濃厚な果実味とスパイスの香りが魅力。シチリアの太陽を浴びたブドウから生まれたこのワインは、ステーキやラム肉のロースト、バーベキューなどにも相性がいいです。

【マガリア・シャルドネ】

イタリア全土で広く栽培されているシャルドネ。シチリアのシャルドネは柔らかでクリーミーな味わい。鶏肉のクリームソースやリゾット、魚料理にもよく合います。天ぷらなどの和食にも最適です。

イタリアワインは、それぞれの地域と風土によって生み出させる個性豊かな味わいが魅力です。ぜひ、マガリア・ロッソ、マガリア・シャルドネを通じて、イタリアの太陽や海風を感じてください!