プーリア・夏の白ワイン

暑い日が続いています。夏はオンラインショップでもイベントでも、やはりスパークリングワイン、白ワインが人気です。

こちらはプーリア州、Due Palme社の白ワイン、ティナイアとバニャーラです。どちらもリピートで購入してくださるお客さまの多く、おすすめのワインです。

◆ティナイア
プーリア州サレント地方で収穫されたシャルドネを低温熟成して作られています。パイナップル、バナナなどの濃厚な果実の香りの中に、ハチミツとバニラの余韻があり、味わい深く美味しいワイン。

◆バニャーラ
フィアーノのブドウから作られる白ワイン。黄色がかった美しい麦わら色で、香りはフルーティ、ハーブ、繊細なフローラル。わくわくするようなフィニッシュが続く、調和のとれた味わいです。

Due Palme社のあるプーリア州・サレント地方は、アドリア海とイオニア海に挟まれていて、海風の影響を強く受けて、 暑くても乾燥していてもぶどうが健全に育ちやすいと言われています。また、土壌はカルシウムを多く含む石灰質で、表層は赤土と言われる鉄分を含んだ粘土質。ブドウに力強さとミネラル感を与えます。

石灰岩と海風、太陽の恵みで美味しいワインがたくさん作られるんですね。プーリアの白ワイン、ぜひ飲んでみてくださいね。

イタリア スーパーマーケット巡り、本屋巡り

2024年4月のイタリア滞在メモです。

旅行に行くと、その土地のスーパーマーケットと本屋を見てまわるようにしています。

こちらはALDIという、イタリア各地にあるごく普通のスーパーマーケットだと思います。日本でいうとAEONという感じでしょうか?

やはり注目は、サラミ、プロシュート、ハムの種類の多さです!これが見たかった!

どれも美味しそうですよね。今回は時間がなかったのでできなかったんですが、次回イタリアに行ったときは、スーパーマーケットでハムとワイン、チーズやおつまみを買って、部屋飲みをしたいです!

ワインと一緒に食べることがおおいタラッリ(タラッリーニ)。ザクザクしながらも軽い歯ごたえです。シンプルな塩味、バジルやハーブ味など。また、グリッシーニもありますね。

ワインコーナー。やはりたくさんの種類がありました。マグナム(1.5リットル)の種類もたくさんありました。日本にある、ハーフボトル、紙パックはなさそうですね。

ベジタリアン、ヴィーガン用の食品もたくさんありました。

次は本屋です。児童書、絵本のコーナーです。カラフルで、選ぶのが楽しくなりますね。

本屋さんでは2冊絵本を購入しました。私にもわかるイタリア語。「黒ネコさん、白ネコさん」。絵がかわいいですよね。

こちらの本も絵に惹かれて購入し、後で調べて気が付いたのですが、日本の作家の方の絵本でした。「プールにいこう!」(みうら とも作)という本で日本でも出版されています。

以上、「巡り」というほどにはご紹介できませんでしたが、イタリアのスーパーマーケットと本屋さんでした。

まろやかでしっかり「サンガエターノ」

Due Palme社のサンガエターノは、プーリア州でおなじみのプリミティーヴォのブドウから造られるワインですが、「Primitovo di Manduria DOC」の文字からもわかるように、DOCワインとなっています。

DOCワインは「統制原産地呼称ワイン」のことで、ぶどうの品種、栽培地、収穫量、醸造方法、アルコール度数など細かい規定があり、それをクリアしているワイン、簡単に言うと「イタリアの特定の地域で、その土地のルールに従って造られた保証付きワイン」になります。

※DOCよりもさらに検査や規定が厳しいDOCG(保証付き統制原産地呼称)もあります

DOCやDOCGのワインを見かけたら、その土地やそのブドウについて少し追いかけると、さまざまな発見があって興味深いですよ。

サンガエターノの色調は深いルビー・レッド、香りはエレガント、バニラやココア、スパイスのニュアンスがあります。アメリカンオーク樽で6か月の熟成の後、瓶内熟成を経て完成。
口当たりはしっかりしたタンニンを感じつつも、とても滑らかです。

アルコール度数も14%と少し高めですので、濃厚なワインがお好みの方にお勧めです。美味しいですよ!!

ワイナリー Due Palme社訪問

2024年4月のイタリア滞在メモです。

今回のイタリア訪問の一番の目的でもあった、Due Palme社訪問。プーリア州南部のチェリーノ・サンマルコにあります。滞在していたレッチェから、車で40分くらいの距離でした。

Due Palme社は、1989年に設立された共同組合のワイナリーです。プーリア州でも指折りの規模で、Webサイトによると、「ブリンディジ、レッチェ、ターラントの各県で2,500ヘクタール以上のブドウ園で1000人以上の生産者がブドウを栽培している」とのことです。規模が大きすぎて、想像を超えますね。伝統を守り、高品質なブドウを栽培しつつ、最先端の技術を取り入れ、年間1700万本ものワインが作られているそうです。

まるで工場のような設備です。

どこまでも続く樽の数々。フランス産・アメリカ産のオーク樽が使われているそうです。本当に広いセラーでした!

案内と説明をしてくれたフランチェスコさん。(空手家とのことです!)休みの日もワインが気になって、ワイナリーに来てしまうと言われていました。この部屋はラボになっていて、ワインの品質管理、分析、モニタリング、評価などが日々行われているようです。

輸出担当のアドリアーノさん(右)とフランチェスコさん(左)。お二人ともダンディでおしゃれですね!

ランチをごちそうになり、いくつかワインも試飲させて頂きました。

Vinitaly(見本市)にも出展されていたので、出展後の移動や片付けなどでお忙しい中をお時間割いて頂きました。感謝しかありません。

Due Palme社とのご縁は大切にしたいなと改めて感じた訪問でした。

夏季休暇のお知らせ

8/9(土)から8/17(日)は夏季休暇になります。

8/7までに頂いたご注文は8/8(金)に発送いたします。以降のご注文は、8/18(月)より順次発送いたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。

イベントのお知らせ◆竹見台ワンダフルマルシェ・真夏の夕べ

8月9日(土)は、吹田市・竹見台マーケットで行われる竹見台ワンダフルマルシェに出店します。今回のワンダフルマルシェは「真夏の夕べ」。15:00~20:00まで開催されるナイトマーケットです。

ピザ、キッシュ、チーズ…など、ワインに合いそうなフードも出店されます。竹見台マーケットにも、BBカレーさんのタイカレー、お豆腐屋さんやお惣菜屋さんなど、ちょっとした食事やおつまみを購入できるお店があります。

スパークリングワイン、白ワインを中心に、美味しく冷やしたワインを準備してお待ちしています。また、ボトルワインも販売いたしますので、おうちワイン用にぜひ!

お子さまにもうれしいイベントも予定されています。スイカ割り、いいですね!

三連休の初日ですが、お時間あればぜひお越しください。夕方とはいえ、まだまだ気温が高いことが予想されるので、熱中症対策もお忘れなく。

ヴァルポリチェッラのワイナリー②

2024年4月のイタリア滞在メモです。

Gamba社の次に訪問させて頂いたのは、同じくヴァルポリチェッラのワイナリーTerre Di Leone社です。

こちらのワイナリーも、タンクや樽に独自の工夫とこだわりがあり、色々説明して頂きました。家族経営のワイナリーですが、意見の相違で夫婦喧嘩になることもあるそうで…。いいワインを造ろうと思うお互いの熱意があってのことですね。

こちらもアマローネ、クラッシコ、リパッソなどなど、試飲させて頂きました。正直なところ、それぞれのワインの違いを感じるのは難しかったのですが、本当に美味しかったです。

説明してくださったChiaraさん。ワインのラベルのデザインにイタリアを感じました。

いずれのワイナリーも、ヴィニタリー(ワイン見本市)開催中のお忙しい中、貴重なお時間を頂いて、またたくさん勉強させて頂きました。また、訪問のアレンジと通訳をしていただいたSumikoさんにも本当に感謝です。

ランチに頂いた、アマローネのリゾット(Risotto all’amarone)。チーズとワインの風味がする贅沢なリゾットです。

こちらは確かタラのお料理だったと思います。名前…忘れました。

ヴァルポリチェッラの道中はすてきな建物がたくさんあります。

こんな場所に住んでみたいと思いませんか?映画の世界。本当に素敵な場所でした。

ヴァルポリチェッラのワイナリー①

2024年4月のイタリア滞在メモです。

ヴェローナ滞在中に、ワインの産地ヴァルポリチェッラのワイナリーに見学に行きました。 現地在住のSumikoさんにアレンジをして頂きました。Sumikoさんはイタリアのワインの資格も持っていらっしゃるので、ワイナリーに行く前にもワインについて、特にイタリアワインについて、色々教えて頂きました。

最初のワイナリーはGamba社。

ワイナリーのお姉さまがつきっきりで説明してくれました。

イタリアには「ABC」と呼ばれる3つの代表的な高級ワインがあり、それぞれワインの頭文字から『A』=アマローネ『B』=バローロ、『C』=キャンティとなっています。ヴァルポリチェッラはこのアマローネで有名なワイン生産地です。

アマローネで使われる代表的な品種は、ヴェネト州の土着品種である『コルヴィーナ』『コルヴィノーネ』『ロンディネッラ』が主となります。

また、同じブドウが使われますが、アマローネよりもシンプルな「クラッシコ」、アマローネの搾りかすを利用して作られる「リパッソ」、甘口ワイン「レチョート」など、奥がとっても深いヴァルポリチェッラのワイン。Sumikoさんの解説がなければ、理解できていませんでした。

チーズやハムとともに試飲をさせてもらって、次の場所へ。

ヴェローナの街並み

2024年4月のイタリア滞在メモです。

Vinitalyヴィニタリ―参加のために滞在したヴェローナ。ヴェローナはイタリア北部、ヴェネト州にあり、中世の街並みが残るとても美しい街です。 また、ワインの生産量はイタリアで1位。プロセッコやアマローネなど、有名なワインもたくさんあり、以前から訪れたい場所でした! 

観光地としても、有名なヴェローナ。アレーナ・ディ・ヴェローナという、古代ローマ時代に建てられた円形闘技場では、野外オペラが開催されるそうです。                              また、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』で有名な「ジュリエットの家」や「ロミオの家」があることでも知られています。

こちらはジュリエットの家の、有名なバルコニーです。そして、ジュリエット像。

「カステルヴェッキオ城」castello(城)vecchio(古い)という名前の通り、中世の雰囲気のまま、歴史を感じる建物です。中には博物館もあるそうです。

カステルヴェッキオに行くスカリジェロ橋です。ヴェローナはアディジェ川という川が街をぐるっと囲むように流れていて、川にかかる橋がどれもとても素敵でした。ギターを弾いている人がいるところがイタリアっぽいですね。

イタリアと言えばジェラート。ん?何だか見たことのあるキャラクターが。世界中で人気なんですね~。でも公式なんでしょうか?少し気になりました。

宿泊していたホテルの近くです。教会?ドーム型の建物が素敵だなぁと思い写真を撮りました。有名な観光名所だけでなく、あちこちに気になる建物がたくさんあります。

歩き疲れた後の夕食のボンゴレのスパゲティです。レストランではなく、ピッツェリアです。これでもか、というほどアサリが入っていて、本当に美味しかったです。でも、円安の影響もあって、お値段は高め。パスタとビールとパンで23.5ユーロ。約3,900円でした。

Vinitalyの時期のヴェローナは、ホテルもなかなか予約ができず、予約できたとしても中心部からかなり離れた場所になってしまいます。Vinitalyに行かれる方は注意してくださいね!

シチリアワイン「ハリス」

Harisハリスは、シチリアの代表的品種ネロ・ダーヴォラを純粋に生かした赤ワインです。 スパイシーでしっかりとした風味、柔らかなタンニンと長い余韻が魅力です。

9月に手摘み収穫されたブドウは、ステンレスタンクで発酵後、バリック樽(小型の樽)で  6~8ヶ月、さらに瓶で6ヶ月以上熟成されます。

程よい酸とミネラル、なめらかなタンニンが特徴で、牛肉やジビエ料理など、肉料理を引き立ててくれます。ミートソースやチーズなどとも相性バッチリです。

同じシチリアワインのRAHANAと合わせてギフトにもおすすめです。

カジュアルに普段飲みにも。料理を作りながら飲むワインは美味しいですよね!

赤ワインに迷ったら、シチリアの「ハリス」、おすすめです。